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フルボ フコイダン ホーム > 食物研究家、石野正聰の「からだにやさしい生活」第6回 「細胞が求める人間の主食」

食物研究家、石野正聰の「からだにやさしい生活」第6回 「細胞が求める人間の主食」

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食物研究家、石野正聰の「からだにやさしい生活」

からだにやさしい生活 食物研究家 石野 正聰

第6回 「細胞が求める人間の主食」

細胞にとって好ましい食べ物について、象さんやキリンさんに尋ねてみると、博多 弁でそれは「草くさ!」とのことでした。ただ草といっても、そのほかの実に多くの 動物が草を食べているため、他の動物が食べられないようなたかいところにある葉っ ぱを食べるために、首や鼻を長くしたとのことでした。また、パンダやコアラは、飢 饉のことも考えて、他の動物が食べないような、笹の葉やユーカリの葉を主食にした ようだとも教えてもらいました。

ところで野生の動物は、象でもキリンやパンダでもコアラでも、みんな同じ体型を しているのに、高等動物とは言え、なぜ人間だけにいろいろな体型の人がいるのか、 不思議でならないとの質問を受けました。

言われてみると人間には、お相撲さんのような大きな人から、ダイエットに夢中で 拒食症寸前の人まで、実に様々な体型のヒトがいます。野生の動物には説明してもわ からないでしょうが、これは人間の人間たる所以のものと言える、大脳新皮質という 人間の脳のなせる業です。

野生の動物は、自然の摂理によって、それぞれの動物が食べるべき主食が決まって いますが、人間は大脳新皮質の判断で、それぞれ好きな食べ物を選択できる特権を開 発してしまったからです。

それでも自然の恵みに頼っていた縄文時代以前のヒトの体型は、どちらかと言え ば、野性の動物のようにあまり違いはなかったのではないかと想像されます。弥生時 代になって稲作が外国からもたらされると、富の蓄積が始まり、支配者と被支配者の 身分格差も生まれ、食べるものも一人ひとり随分違ったのものになってきました。そ して次第に富める者の中から、肥満になる人や糖尿病をはじめとする生活習慣病にな る人が、出てくるようになったのです。

そしていま、人類の歴史始まって以来の飽食の時代を迎え、人間が本来摂るべき主 食を見失って、生活習慣病をはじめ様々な精神的肉体的障害を引き起こしていること は、すでに新聞やテレビでご存知の通りです。美食の味を知ってしまった今では、生 の草や果物だけで生きるのは無理としても、知識としては大脳新皮質に教えておく必 要があります。

石野正聰(いしのまさとし)

1935年8月28日 鹿児島県出身 昭和34年 九州大学法学部卒業
日本医業経営コンサルタント協会医業経営コンサルタント、食物研究家

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